2013年12月24日火曜日

桁の大きな数字 -3-(ノルウェー語の数字 -10-)

前回は100とか1000といったキリのいい桁の大きな数をやりました。

⇒桁の大きな数字 -2-(ノルウェー語の数字 -09-)

今回は、2013など、半端な数についてです。

が、基本的には「数字の基本(ノルウェー語の数字 -02-)」でやったように、数字をくっつけていきます。

例えば、2013は2000と13ですから(当たり前ですが)・・・
totusen og tretten
⇒tutusen(2000) = to + tusen
⇒tretten = 13
となりますし、3691は
tretusen sekshundra og nittien
⇒tretusen(3000) = tre + tusen
⇒sekshundra(600) = seks + hundra
⇒nittien = 91
となります。10の位の前には og が入ることに注意しましょう。

このあと、桁が大きくなっても前回やった1000, 10000,100000〜〜といった桁の区切りごとに並べていけばOKです。

ノルウェー語の数字の読み方については、実際にはもう少しいろいろな読み方がありますが、とりあえずここまでにしておきましょう。

2013年12月23日月曜日

桁の大きな数字 -2-(ノルウェー語の数字 -09-)

さて、前回までで2桁の数字を言えるようになりました。

⇒数字の基本(ノルウェー語の数字 -02-)
日付の表し方 -1-(ノルウェー語の数字 -06-)
日付の表し方 -2-(ノルウェー語の数字 -07-)

いよいよ3桁の世界に入っていくわけですが、まずは100から1桁ずつ増やしていきます。

100    hundre(フンドレ)
1,000    tusen(トゥースン)
10,000     ti tusen(ティー トゥースン)
100,000  hundre tusen(フンドレ トゥースン)
1,000,000  en million(エン ミリオーン)


10,000は「10個の1,000」、100,000は「100個の1,000」という考え方ですね。

ということは、200は「2個の100」ですから to hundre(トゥー フンドレ)ですし、300は「3個の100」で tre hundre(トレー フンドレ)です。

この勢いでいくと1,000は「10個の100」となりそうですが、このあたりで気分を一新しようということなのか、tusenとなります。

ただ、またここからはいつもの勢いが戻ってきて2,000は「2個の1,000」で to tusen(トゥー トゥースン)となりますし、3,000は「3個の3,000」ですから tre tusen(トレー トゥースン)です。


そして、次は10,000ですが、これは今までの勢いに乗って「10個の1,000」となり、ti tusen(トゥースン)となります。

さらに、20,000は「20個の1,000」ということで、tjue tusen(ヒューエ トゥースン)、30,000は「30個の1,000」で tretti tusen(トレッティ トゥースン)です。


さて、さらにすすめて 100,000 ですが、「100個の1,000」ということで hundre tusen(フンドレ トゥースン) です。


ということで、1,000からしばらくの間は、「x個の1,000」という考え方でOKです。

ただ、1,000,000となると、そろそろまた気分を変えようかということで en million(エン ミリオーン)となります。

これは、英語でもミリオンセラーと言ったりしますから覚えやすいですね。


結局まとめると・・・

100〜900まで ⇒ n個の100と考える
1,000〜99,000 ⇒ n個の1,000と考える
1,000,000   ⇒ ミリオン達成

ということになります。


これでキリのいい数字は書けるようになったと思いますので、次回は半端な数、例えば2013とか40,253といった数を扱ってみようと思います。


2013年12月21日土曜日

桁の大きな数字 -1-(ノルウェー語の数字 -08-)

前回日付の表し方について学びました。

日付の表し方 -1-(ノルウェー語の数字 -06-)
日付の表し方 -2-(ノルウェー語の数字 -07-)

このとき、年を表す数字は1,000や2,000という大きな数になってしまいますが、そこまで大きな数字はまだやっていなかったので、今回は大きな数字についてみてみます。

1から20まではやりましたので21から見ていきます。

21 tjueen(ヒューエエン)


まず、20はなんだったか覚えていますか?

そう、tjue(ヒューエ)です。

そして、1が en(エン)ですね。

これをくっつけてしまえば21です。英語と同じですね。



ちなみに、ノルウェー語はデンマーク語に影響を受けたところもあり、この21は「1と20」というように考えて言い表すこともありますが、混乱してしまうのでまた別の機会にしようと思います。


また、前回序数をやりましたが、序数もほぼ同じで

tjueførste(ヒューエフォシュテ) ← tjue(20) + første(1の序数)

となります。


ということで、以後省略・・といきたいところなのですが、もう少し丁寧に見ていきます。

22 tjueto(ヒューエトゥ) ← tjue(20) + to(2)
23 tjuetre(ヒューエトレー) ← tjue(20) + tre(3)

24以降も同様で、20と4、20と5・・・というように感じでOKです。


次に30ですが、まずは10から90まで並べてみます。

10 ti(ティー)
20 tjue(ヒューエ)
30 tretti(トレッティ)
40 førti(フッティ)
50 femti(フェムティ)
60 seksti(セクスティ)
70 sytti(スッティ)
80 åtti(オッティ)
90 nitti(ニッティ)

1から9までを覚えている方はすぐおわかりかと思いますが、基本的に「ti」または「tti」をつけただけです。

このtiは、「10」のtiです。

つまり例えば40は「4つの10」ということですね。

20だけがちょっと例外なのですが、上の方で何度も出てきたのでもういいでしょう。

ということで、以後はこの30とか40に、1とか2をつけていけば良いことになります。

31 trettien(トレッティエン)
32 trettito(トレッティトゥー)
33 trettitre(トレッティトレー)
・・・以後省略

98 nittiåtte(ニッティオッテ)
99 nittini(ニッティニー)


さぁ、ようやく3桁の数字までたどり着きました。

次回は100から行きます。


2013年12月16日月曜日

日付の表し方 -2-(ノルウェー語の数字 -07-)

前回は日付の表し方を学ぶ前に、ノルウェー語の序数をやりました。

日付の表し方(ノルウェー語の数字 -06-)

日付を表すときには、この序数を使いますが、まずは「月の名前」を見ておきましょう

 1月 januar(ヤヌアール)
 2月 februar(フェブルアール)
 3月 mars(マーシュ)
 4月 april(アプリール)
 5月 mai(マイ)
 6月 juni(ユーニ)
 7月 juli(ユーリ)
 8月 august(アウギュストゥ)
 9月 september(セプテンベル)
10月 oktober(オクトーベル)
11月 november(ノヴェンベル)
12月 desember(デセンベル)

幸いなことに、英語とほとんど同じなのでなんとか覚えられそうです。あとは読み方だけですね。

そして、日付は日・月・年の順に表記します。

つまり、今日( 2013年12月16日)は、16.12.2013 となります。
で、この「16」を序数で表すわけです。

16の序数はsekstende(サイステネ)でしたね。

そして、12月は先ほど出てきた desember(デセンベル)です。

2013は・・・20以上の数字はまだやっていませんでしたね。

1,000が tusen(トゥースン)なのですが、2,000はto tusen です。 そこに13を加えて to tusen og tretten(トゥースントレットゥン)となります。



ということで、2013年12月16日は、sekstende desember to tusen og tretten ということになります。


ちなみに来年の2014は、to tusen og fjorten(トゥースンフィヨットゥン)です。なぜこうなるのかは「桁の大きな数字 -3-(ノルウェー語の数字 -10-)」を参照してください。


さて、ここまでノルウェー語の数字と、その数字が使われる場面として、「値段を聞く」のと日付について勉強してきました。

値段を聞く(ノルウェー語の数字 -05-)
日付の表し方(ノルウェー語の数字 -06-)


もう少し数字に慣れたいので、次回はちょっと大きめの数字について見てみましょう。





2013年12月12日木曜日

日付の表し方 -1-(ノルウェー語の数字 -06-)

数が関係することでもう一つ大切なのは時間、時刻です。

まずは年月日からやってみたいのですが、その前に「日付を表すときには序数を使う」というルールがあるので、その序数を覚えなくてはなりません。

以前、通常の数字をやりました。

⇒数字の基本(ノルウェー語の数字 -01-)

序数は、この通常の数字と比較しながらやってみましょう。

表にした方が見やすいのですが、どうやらBloggerはテーブルを使わせてくれないようなので、ちょっと見にくいですが文字だけの表で我慢してください。

数字                 序数
 0  null(ヌル)           nulte(ヌルテ)
 1  en(エン)、ett(エットゥ)   første(フォシュテ)
 2  to(トゥ)           annen/annet/andre(アンネン、アンネットゥ、アンドレ)
 3  tre(トレー)          tredje(ドレッドイェ)
 4  fire(フィーレ)         fjerde(フィアーレ)
 5  fem(フェム)          femte(フェムテ)
 6  seks(セクス)          sjette(シェッテ)
 7  sju(シュー)、syv(シーヴ)   sjuende/syvende(シューエネ/スィーヴェネ)
 8  åtte(オッテ)          åttende(オッテネ)
 9  ni(ニー)            niende(ニーエネ)
10  ti(ティー)           tiende(ティーエネ)

何か規則性があればいいのですが、1, 2 あたりは数字と序数に何の関係もなさそうです。

3から先もなんとなく「〜te」か「〜de」をつければ良さそうですが微妙に違っていて、8〜10になってようやく「〜ende」をつければ良いといういやらしさ。

11から20も見ておきましょう。

数字                序数
11  elleve(エルヴェ)      ellevte(エレフレ)
12  tolv(トル)         tolvte(トルテ)
13  tretten(トレットゥン)    trettende(トレッテネ)
14  fjorten(フィヨットゥン)   fjortende(フィヨッテネ)
15  femten(フェムトゥン)   femtende(フェムテネ)
16  seksten(サイストゥン)   sekstende(サイステネ)
17  sytten(スットゥン)     syttende(スッテネ)
18  atten(アットゥン)     attende(アッテネ)
19  nitten(ニットゥン)     nittende(ニッテネ)
20  tjue(ヒューエ)       tjuende/tyvende(ヒューエネ/ティーベネ)

今度は打って変わって綴りは「〜te」か「〜de」をつければよいという潔さ。いいですね〜。

続けて読んでみると、なんだかいろいろお願いされているみたいでイヤですけれど。


ということで、次回はこれらを使って年月日を表してみます。


2013年12月3日火曜日

値段を聞く(ノルウェー語の数字 -05-)

数が関係することで一番大切なことといえば「モノの値段」です。 旅行用の会話集には、どこの言葉でも必ずあるはずです。 ノルウェー語では
Hva koster det?(ヴァー コステル デ?)
といいます。

detは以前指示代名詞として出てきました。「それ」という意味でしたね。

性によって変わる指示代名詞(ノルウェー語の指示代名詞 -1-)

hvaは初登場ですが、英語でいえば what と同じで疑問文の最初にもってきます。

koster も初登場ですが、「〜の値段である」という意味の動詞です。


ま、動詞は次の章から出てきますので、今は呪文のように Hva koster det? を覚えてしまいましょう。


で、この呪文を唱えると、相手から答えが返ってくるわけです。
Det koster tre kroner.(デ コステル トレー クローネル)
ノルウェーの通貨を目にする機会はそう多くないと思いますが、クローネです。

それが tre 、つまり3だというのですから、krone が複数形の kroner になっています。


ちなみに、今日(2013/12/3)のレートだと、1クローネは16.81円です。


2013年12月1日日曜日

1個の表現(ノルウェー語の数字 -04-)

さて、前回は「3台の車」とか「10冊の本」をノルウェー語にしてみました。

「3人の子供」の時はちょっと特別だったのですが覚えていますか?

個数の表現(ノルウェー語の数字 -03-)


ところで、1個とか1冊を表すときはどうするのでしょう?

「1」は en ですし、今度は複数形にする必要はないし・・・ということで、1人の少年は en gutt となります。


では女性名詞や中性名詞の場合はどうなるか。

やっぱり「1」の en に本(女性名詞)を表す bok をつけて en bok、中性名詞の glass(グラス)は、en glass になるかというと、そうはなりません。


お気づきの方も多いと思いますが、実はこれは名詞を扱った最初の頃に出てきた「冠詞」をつけなくてはいけないパターンです。

まぁ、英語の場合も同じですから、ちょっとしたひっかけだったわけですが・・・。


ということで、少年はたまたま男性名詞の冠詞 en をつけて en gutt(1人の少年)ですが、本は女性名詞ですから ei/enをつけて ei/en bok(1冊の本)になります。

また、中性名詞の冠詞は et でしたから et glass(1つのグラス)です。


ということで、前回と今回をまとめると

・1個の場合は、名詞の性にあわせた冠詞に続けて名詞の語幹
・2個以上の場合は、数字に続けて名詞の語幹 + er ただし、中性名詞で1音節の場合には er がつかない

ということになります。


最後に復習の意味で、「5枚の切手」をノルウェー語にしてみましょう。

切手は et frimerke です。

冠詞が et ですから、これは中性名詞です。

そして、「5」は fem ですから、「5枚の切手」は
fem frimerker
となります。