2013年12月1日日曜日

1個の表現(ノルウェー語の数字 -04-)

さて、前回は「3台の車」とか「10冊の本」をノルウェー語にしてみました。

「3人の子供」の時はちょっと特別だったのですが覚えていますか?

個数の表現(ノルウェー語の数字 -03-)


ところで、1個とか1冊を表すときはどうするのでしょう?

「1」は en ですし、今度は複数形にする必要はないし・・・ということで、1人の少年は en gutt となります。


では女性名詞や中性名詞の場合はどうなるか。

やっぱり「1」の en に本(女性名詞)を表す bok をつけて en bok、中性名詞の glass(グラス)は、en glass になるかというと、そうはなりません。


お気づきの方も多いと思いますが、実はこれは名詞を扱った最初の頃に出てきた「冠詞」をつけなくてはいけないパターンです。

まぁ、英語の場合も同じですから、ちょっとしたひっかけだったわけですが・・・。


ということで、少年はたまたま男性名詞の冠詞 en をつけて en gutt(1人の少年)ですが、本は女性名詞ですから ei/enをつけて ei/en bok(1冊の本)になります。

また、中性名詞の冠詞は et でしたから et glass(1つのグラス)です。


ということで、前回と今回をまとめると

・1個の場合は、名詞の性にあわせた冠詞に続けて名詞の語幹
・2個以上の場合は、数字に続けて名詞の語幹 + er ただし、中性名詞で1音節の場合には er がつかない

ということになります。


最後に復習の意味で、「5枚の切手」をノルウェー語にしてみましょう。

切手は et frimerke です。

冠詞が et ですから、これは中性名詞です。

そして、「5」は fem ですから、「5枚の切手」は
fem frimerker
となります。


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